他人の不幸はわからない
2人の少年がいた
一人はとても臆病で気が小さいが家庭に恵まれた
一人はとても元気で賢かったが環境に恵まれなかった
「早く学校へいってらっしゃい」
少年は母に優しく声をかけられ、
パンを頬張り学校へでかけた
「早く働きなさい!」
少年は五月蠅いばばあにひっぱたかれ、
ご飯も食べず仕事にでかける
少年は学校が嫌いだった
勉強なんてめんどうくさいし、先生はきもい
そんなトコにいかなきゃならないなんて、自分は不幸だ
少年は学校にいきたかった
でも仕事をしなくちゃならない
やりたい事もできず欲しいものも手に入った事はない、自分は不幸だ
少年は大きくなった
いやな学校を卒業して、父の会社をついだ
めんどうくさい。働くなんて
少年は大きくなった
仕事をやめて、盗みをおぼえた
それでもまだ誰かの下敷きになっている
大きくなった少年は、
大きくなった少年と出会った
大きくなった少年は、
大きくなった少年と出会った
『君みたいに自由に生きたい』