怠惰。
なんというか倦怠感というか。
頭の悪くドロドロの気持ちの渦巻く俺は、中二病のあの子にどこが負けているのだろう。
難しい言葉を並べてカッコイイと思ってる図書委員とか。
どうでもいい理屈と理想だけの大人の説得。
本棚にならべられた宗教的な児童文庫なんて。
ただボールをにらんでるサッカー部員は病んでいるのか。
外見を気にしてるやつをバカだと思った俺は病んでいるのか。
クラスメイトにカスだと蔑まれた去年の四階C棟一年一組。
そこを地獄だって思うなら、天国は通常より上でなければならない気がして。
平均点より上だった点数に魅力は感じないけれど。
あの割れた窓ガラスをただぼんやり見つめている。
鉛筆のかすれた音やとノートをめくる音は聞き飽きた。
すがすがしい空は無音のまま。
僕の心は何かからっぽになったような気がした。